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コピペ

看板に偽りなし。

興奮のあまり、昨日書けなかった舞台のことについて今日は書こうと思います。

さて、どこから書くべきか…

日本一チケットが取れない舞台

『 EndlessSHOCK 』

を帝国劇場にて観劇させて頂きまじた。

千穐楽には主演回数1500回となる記念公演で私が拝見したのは1476公演目。

(開演前の幕に映像で本日の日付、今日の公演が何公演目なのかがニューヨークの空撮と共に表示されてます。嬉しいですねこういうの。)

これね、凄いです。

本当に凄いんです。

大事なことなのでもう一度言います。

凄いです!!!

イリュージョン

殺陣

フライング

シアターダンス

タップ

日舞

アクション

芝居

和太鼓

階段落ち

大掛かりな装置の演出

もう、これ以上何やるの??

あともう、脱ぐくらいしかやること無いよねぇ!?

あ、脱いでらしたわ。上半身は。

(板チョコのようにバッキバキの腹筋でいらっしゃった。)

何なんだろう

レビューなのか、ショーなのか。

芝居なのか…

確実にミュージカルでは無いです。

違う新しい何かです。

1幕のショーパートはラスベガスで観たショーの華やかさを思い出したし、階段落ち、フライングの美しさ、殺陣の迫力は世界に出しても恥ずかしく無いレベルだと思う。

身体能力だけで言えば、シルク・ド・ソレイユレベルの技術者やスタントマンには彼を超える人は、いると思う。

しかし、そうでは無くて主演がストーリーの中で行うことに、もの凄く意味と価値がある。

しかもあんなに高いクオリティと美しさで。

だいたい、フライングしてるだけじゃないんだから!

歌って、踊って、台詞喋って、斬って、斬られて、落ちて、飛ぶ!!

普通じゃない。

どういう体力してるんだろ…

集中力、気力、ちょっと人間離れしてる。

一応、舞台をやってる身としてぶっちゃけると単純に歌、ダンス、芝居要素のミュージカルだけでも大変なんですよ。

大変なの。

やること沢山で。

正直、あの内容を一日2回も演じきるって…

シングルキャストとか

信じられない。

じゃあ色んなことやってるから凄い!という食べ放題的発想ではなく、バックステージもののストーリーの中で全てが必要があって行われる。

例えばフライング。何回もあるフライングは全て意味の違うフライング。

人間って愚かなもので、凄いことを観ても次の瞬間には見慣れてしまうんですよ。

それが、次から次へと更に凄いことが起こるから衝撃が更新されていく。

まさに『EndlessSHOCK』

看板に偽り無し!!

色んな舞台を観るけど、本当に舞台は高いなぁと思う。

こんな舞台だったらホテルのケーキビュッフェ行った方がいいし、テーマパーク遊び行った方が良かったなぁ…と思うことが正直よくある。

だって、正直舞台以外だってお金かけないで楽しめることは沢山あるから。

芝居だって素敵な役者さんをTVで観れるし。

歌はダウンロードすりゃいいし。

ミュージカルだってミュージカル映画なら1000円ちょっと払えば(又はTSUTAYAで借りてくれば)上質なものを楽しめる。

そして舞台を観るのは本当に大変だ。

必死でチケット取って、交通費使って、時間通りに来て、観劇時間は連絡手段も絶って舞台に捧げて下さる。

舞台作る側が好きなように好きなもん作って、観てくれなんて失礼な話だよ。ホント。

SHOCKでは、媚びるということでは無く、全力でお客様を楽しませよう、喜ばせようという気持ちが強く伝わって来た。

そして、開始10分でチケット代の元は取れる。

あのチケット代じゃ安いよ…と帰るときには思う。

時間とお金をかける以上に価値がある舞台です。

手を抜いてる人が1人も居ない。

だって手を抜いたら命に関わる。

そういう舞台だから。

とても贅沢なことだと思う。

日本のミュージカルは圧倒的に輸入品ばかりの中、座長の堂本光一さんはじめ全出演者がこんなにも身を削って、身体と能力と情熱を使って作った凄いエンターテイメントは日本でしか観られないのだから。

日本で一番チケットが取れない舞台だから、難しいのかも知れないけど海外の人に観てもらいたいと思いました。

そして、個人的にはアクションコーディネーターが諸鍛治さんだと気付いた時は嬉しかった。

諸鍛治さんは私が尊敬する深作欣二監督のバトル・ロワイアルを撮影した深作組でアクションを担当されていた方。

きっと深作監督が生きていらしたら、アクションだけではなくEndlessSHOCKを凄く気に入ったんじゃないかな…と思う。

堂本光一さんはさすが天下のKinKiKids、顔面も姿も勿論そりゃ、めっちゃ美しかったけども

もの凄いパッション

惜しむことのないエネルギー

そして、お客様に楽しんでもらうという凄くシンプルで真っ直ぐな正しい、純粋な信念。

命を削って舞台に立つ姿をもって目の前に突きつけて下さった気がします。

その姿はとても力強く、とても美しかったです。

私の尊敬する舞台俳優さんが

「台詞を飛ばすんじゃない、エネルギーなんだ。舞台からエネルギーを受け取って頂くんだ」

と仰ったのが忘れられないのだけど

まさに、そういう舞台だった。

アイドルという括りで何か特殊なものとしてこの作品を観もせずに判断している人がいるのであれば、それはとても残念なことだ。

舞台に立っている人はチケットを入手出来る機会があったら絶対に観せて頂いた方がいい!

特に男性は。

感動した、とか安っぽい言葉では表現できない。ぴったりの言葉がなかなか無いのだけど…

震えと涙が止まらなかった。

幸せな気持ちと我が身を振り返って焦る気持ちと…

とても刺激をうけた。影響を受けた。

ドキドキドキドキして

まさに、衝撃だった。

深く深く考えさせられた。

そして心から楽しんだ時間だった。

何か偉そうに書いてしまった…

この観劇で得た経験はずっと忘れられないと思う。

うん、頑張る。